ゆうじろうです。
この前版画について少し触れましたので、今日はその補足。
版画は大きくこの四つのジャンルに分けられます。
・木版(凸版)
・銅板(凹版)
・リトグラフ(平版)
・シルクスクリーン(孔版)
です。
聞いたことあるかもしれませんね。
多くの人は木版の経験はあると思いますが、
木版は非常に古典的な方法で、一番歴史が古いものでもあります。
木版は木の板を掘って、残った部分に墨や絵具が乗り、
そこに紙を当てて色をすり取る方法で、
専門用語で、こうしたやり方を
「凸版(とっぱん)」
と呼びます。
木版は単色刷りだけでなく、版を重ねることで多色刷りもできる技法です。
古臭い方法かと思う人もいるかもしれませんが、
非常に味のある面白い表現ができる技法でもあります。
画家で言うと、
ラウル・デュフィ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%95%E3%82%A3
や
フェリックス・ヴァロットン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%B3
なども多くの木版画を制作しましたし、
浮世絵なんかも木版画です。
木版の言うと、小学校でやったようなものを
思い浮かべる方も多いと思いますが、
芸術家たちの木版を見ていると、
そこには本当に面白い表現がたくさんあることに気づかされます。
ちなみに版画には基本的に「エディション」というものがあって、
何版まで刷れるか、というのがあります。
この枚数は基本的に作者の自由なのですが、その枚数に応じて、
一枚当たりの価格が変わっていくわけです。
当然エディションが少ない方が、一枚当たりの値段は高くなります。
エディション枚数を決めてしまえば、
作者がそれ以上に増やして販売する行為は基本的にNGというわけです。
やっぱり信用に傷がつきますからね(^^)
ですので木版画家には、一定枚数を刷り終わると、
版木を分断して、それを繋いで刷る、ということをして、
「もうこの版木は使えない(使わない)」
ということを証明したります。
画像は、ヴァロットンがそれを証明するために刷ったものです。
こうして作品を見てみると、本当に面白いですよね。
それでは今日のメルマガは楽しんで頂けたでしょうか?
明日は銅版画についてのお話しをしたいと思います。
美術関係者なら、
ジャンルを問わず面白いと感じて頂けると思いますので、
明日のメルマガも是非お楽しみに!
それでは今日は失礼します。
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